ポーター、ラゲッジレーベル、吉田かばんの吉田基準とは?

吉田かばんの仕事術を一冊の本にまとめた吉田基準をご存知でしょうか?

吉田かばんといえば、ポーター(PORTER)やラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)といったブランドで有名ですよね。

当サイトでも紹介しているジャムホームメイドとのコラボもしているブランドです。

吉田基準を知ることで今よりもファッションブランドとしての吉田かばんを好きになると思います。

吉田基準は一言で表すと”格好良い”ということです。
媚びない格好良さといいますか・・・WINWINの格好良さといいますか・・・。
購入する側も買った後で決して後悔しない商品(ブランド)になると思います。

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吉田かばんの吉田基準とは?

吉田かばんの吉田基準について触れています。

値引きをしない

基本的に値引きをしないことで有名なブランドです。

結構吉田カバンブランドを扱っている店舗て商品を見てもセール時においても値引きされている商品はあまり見かけないのではないでしょうか?

だいたいがセール除外品になっているはずです。

それもそのはずで、吉田かばんは原則値引きをしないという決まりがあるんです。

さらに取り扱い店舗(販売店)が勝手に値引き販売をしようものなら”商品引き下げ”という措置さえ行っています。

これには吉田カバンの考え(ポリシー)があり、

  • 定価が買った購入者に対して失礼である
  • 値引きをすることでブランドイメージを下げることになる
  • 値引きをしても作り手、買い手(定価購入をした)にはメリットがない

などしっかりとした考えがあるんです。

それはそうですよね?
自分が定価で購入した財布やカバンがセール時に値引きをされていたら良い気はしません。
あなたもそんな経験をしたことはあるのではないでしょうか?

そして、もともと吉田かばんは職人さんへの工賃や材料費、運送費、利益、諸々を乗せてギリギリの販売価格を設定しており、元より余分な上乗せ等はないといいます。

高級ブランドなどでは正直ちょっとよく分からないくらい値段の高いものは存在していますからね。それが絶対に悪いというわけではありません。買うor買わないは購入者の自由ですから、買い手は納得してお金を出すわけです。

ただ吉田かばんでは余分な上乗せはしていないということなんです。
だから値引きをすることで誰にもメリットが発生しなくなるんです。

値上げもしない

先に書いた値引きをしないということと、吉田かばんはよっぽどのことがない限り”値上げ”を行わないという考えです。

吉田かばんのモノ作りの基本姿勢は第一に消費者のためであるということで、吉田かばんの主な顧客層は比較的若めの社会人男性となっています。

だからこそ顧客がしっかりと手の届く範囲での販売価格の設定(だいたい1万円~4万円)となっており、さらに広告も打たない、バーコードも作らない、といったように消費者にとっては徹底した必要のないものは作っていないのです。

まとめ

元々は吉田かばんは百貨店でも販売されていました。
昨今はまた百貨店でも販売され始めていますが、一度は百貨店の販売から手を退いています。

その理由には百貨店の経営システムと吉田カバンの経営理念が合致しなかったということにほかなりません。

それほどまでにプライドをもっているブランドなんですね。

ただ昨今、また百貨店に出展し始めた理由は百貨店側が吉田かばんの経営理念、ブランドコンセプトを理解しはじめたということなんです。

いかがでしたでしょうか?
そんなブランドとコラボができるジャムホームメイドのブランドの良さまで相乗効果として挙がってくるのではないでしょうか?

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